不法滞在で悩んでいるあなたへの3つのアドバイス

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ここ数年、日本への外国人の上陸数は、前年比で約20%上昇したなどのニュース記事でもあるように、急激に増えてきています。

それにつられて、同様に増加しているのが、不法滞在、言い換えると「オーバーステイ状態の外国人」です。

アスコット行政書士事務所にも、「オーバーステイなのですが、日本に住み続けたい。どうしたらよいか?」

などの困ったお問合わせがよくあります。大体声でわかります。小さくてこもっているのが特徴です。

そんなあなたに3つのアドバイスをします。

1. 出国命令制度を利用する

オーバーステイの形態は様々ですが、母国に帰国しても良い方は、 出国命令制度で母国へ帰ることで、1年後には日本に再上陸ができます。

そのためには、自ら入国管理局に出頭して、簡単な手続を経ることにより、収容されることなく、母国に帰国することができます。

これを、 出国命令制度(しゅっこくめいれいせいど)といいます。

通常オーバーステイの状態で入国警備官に逮捕されると即、収容となってしまいます。

さらに、5年間は再上陸することができません。

そこで、自ら入国管理局に出頭し、出国命令制度を利用すれば、1年後には再上陸可能で、ダメージも少ないのです。

1年はあっという間です。

2. 出国命令制度を利用できない人で、かつ、母国への帰国を希望している方

実は、以下の条件に当てはまる人は「出国命令制度」が利用できますが、当てはまらない人は「出国命令制度」を利用できないのです。

  1. 速やかに日本から出国する意思を持って自ら入国管理官署に出頭したこと
  2. 在留期間を経過したこと以外の退去強制事由に該当しないこと
  3. 入国後に窃盗等の所定の罪により懲役又は禁固に処せられていないこと
  4. 過去に退去強制されたこと又は出国命令を受けて出国したことがないこと
  5. 速やかに日本から出国することが確実に見込まれること

4番を見ていただくとわかりますが、出国命令制度は一度しか利用できません。

そこで、出国命令制度を利用できない人で、かつ、母国への帰国を希望している方は、自ら入国管理局に出頭し、帰国の手続を進めてほしいのです。

この場合も、収容されることなく、帰国できます。

ただし、5年間は、日本に再上陸できません。「我慢が必要です」

3. どうしても日本に住み続けていたい人は、在留特別許可申請

どうしても日本に住み続けていたい人は、在留特別許可(ざいとく)となりますが、法務省(入国管理局)が納得するような理由が必要です。

その場合も、例えば、

  • 永住許可を受けているとき
  • かつて日本国民として本邦に本籍を有したことがあるとき
  • 人身取引等により他人の支配下に置かれて日本に在留するものであるとき
  • 日本人と婚姻が成立しているとき
  • 日本の小中学校に在学し相当期間日本で生活している実子を監護及び養育しているとき
  • 日本での滞在期間が長期に及び定着性が認められるとき
  • その他法務大臣が特別に在留を許可すべき事情があると認めるとき

などの事情があれば在留特別許可(ざいとく)が可能ですので検討することも視野にいれるべきです。

ただし、単に在留資格の期間更新を忘れただけなどの理由は通じませんので、よろしくお願いします。

4. まとめ

不法滞在で悩んでいるあなたへの3つのアドバイス

  • 出国命令制度を利用する。
  • 出国命令制度を利用できない人で、かつ、母国への帰国を希望している方→自ら入国管理局に出頭し、帰国の手続を進める。
  • どうしても日本に住み続けていたい人は、在留特別許可申請→入国管理局が納得するような理由が必要。

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