国際結婚:外国人には戸籍があるのですか

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日本には、1871年(明治3年)に制定されて以来、各人の身分関係を明らかにするための戸籍の作成・手続などを定める戸籍法があります。

市町村役場にいって、戸籍謄本や抄本をとってくるなんてこともよくありますね。

日本以外でも、中国や韓国には戸籍制度があります。

しかし、その他の国ではあまり一般的ではありません。

1. 日本の戸籍制度

それに対して、日本に外国人の「戸籍」はありません

上述の通り、戸籍自身はその国により戸籍制度がある国ない国があります。

2. 外国人と婚姻したときの日本人の戸籍

日本では、生まれると両親の戸籍に入ります。

日本人同士の結婚の場合、結婚と同時に両親の戸籍から抜けて(除籍)、2人の新しい戸籍を作ります。

しかし、日本人と外国人の結婚の場合、両親の戸籍から日本人は抜けて、抜けた日本人1人の戸籍ができます。

国際結婚をしても、その外国人配偶者は戸籍をもてませんが、戸籍謄本の身分事項欄に、外国人配偶者の氏名や国籍が記載されることになるので、その外国人と結婚していることがわかります。

3. 外国人との婚姻関係証明方法

ですから、例えば外国人Aさんが日本人Bさんと結婚していることを証明する場合に、Bさんの戸籍謄本を取り寄せると、そこにはAさんの氏名などが書かれているため証明書になります。

4. 外国人での住民票はある

一方、住民票は在留カードを所持している外国人は所有しています。

日本人と同じように、取得できます。

しかし、実際には住民票が作られていることを知らない外国人も多いのです。

住所を移転した時には、転出届を取り寄せて、新住所の役場に転入届などを出すわけですが、在留カードの裏面の現住所が書き換えられるだけで、いちいち住民票を取り寄せないと目に見えないからです。

300円かけて住民票をとっても日本語でかかれているので、あまり外国人には「自分にも住民票がある」との実感はないようです。

少なくとも私がかかわらせてもらった外国人の方は、住民票の存在自体を知らない人が何人かいました。

5. まとめ

  • 外国人は、日本の戸籍に入ることはできない。
  • 日本人配偶者の戸籍謄本の身分事項欄に、外国人配偶者の氏名や国籍が記載されることになる。
  • 日本人との婚姻関係の証明は可能。
  • 在留カードをもっている外国人は、住民票がある。
  • 住民票は市区町村役場で取得可能です。