国内居住外国人 差別発言「受けた」3割…法務省調査から

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外国人が年々増加していることは、皆さんご存知と思います。

それに連れて、外国人の犯罪も増えますが、一方で日本人による外国人への差別発言や暴力などの良くないことも増える傾向にあります。

先日の新聞に、外国人への差別発言についての記事が載ったので、皆さんにシェアします。

1. 外国人への差別発言記事

2017年3月31日毎日新聞Web版の記事「国内居住外国人 差別発言「受けた」3割…法務省調査」から。

法務省は3月31日に、国内に住む外国人を対象にした差別に関する実態調査の結果を公表しました。

外国人への質問は「過去5年間に日本で外国人を理由に差別的なことを言われた経験はあるか」というもので、

2. 調査結果

  • よくある 115人(2.7%)
  • たまにある 1154人(27.1%)
  • ない 2836人(66.7%)
  • 無回答・不明 147人(3.5%)

調査の対象詳細は、昨年11~12月、18歳以上の中長期の在留資格を持つ外国人や在日韓国・朝鮮人などの特別永住者ら1万8500人を対象とし、4252人が回答。

回答率23%はちょっと少ないですね。

東京都港区、札幌市、横浜市、名古屋市、大阪市、福岡市など全国37自治体と協力して実施。

回答者の国籍・出身地域別は最多が中国32.5%(1382人)で、韓国22.1%(941人)、フィリピン6.7%(285人)。

誰から差別発言をされたかについては、「見知らぬ人」53.3%(676人)で最多。

わたしの印象では、差別発言を受ける人が約30%(よくある+たまにある)は意外と少ないですね。

わたしもサラリーマン時代に、アメリカのテキサス州に駐在していましたが、周りはドイツ系を中心とする白人とメキシコ人の2階層に分かれた社会でした。

その中で、スーパーのレジでいきなり、店員にストレスのはけ口にされたり、「デビットカードでの現金引き出し$100は$20札✕5枚にしてよ」と言っても、$100札で出されたり、

プチ差別が色々ありましたが、いちいち気にしていたらやってられないということ。

そのスーパの定員も知らない人だから言えるのだと思います。

「見知らぬ人」53.3%という日本での差別発言の構造も、同じだと思います。

海外駐在の経験や海外出張、日本での外国人との交流が盛んな人は、日本以外の人がどんなものか知っているから、いきなり暴言は吐くことないと思いますよ。

3. 入居を断られた外国人は

過去5年間に日本で住む家を探した経験のある人は全体の48.1%(2044人)で、外国人を理由に入居を断られた経験のある人は804人であったとのこと。

この数字は、住むための家を探していた外国人の約40%です。

まだ、大家さんには外国人は馴染みがないのですかね。

 

このアパートの件は、逆の意味で理解できます。

わたしが、アメリカでも日本人の多いシリコンバレーに出張し、現地に住む日本人に聞いた話では、日本人がアパートや一軒家を借りるときには、オーナーは日本人だと聞くと喜んで貸してくれます。

理由は、中国人だとキッチンを油で汚す、韓国人だとキムチ臭くなる。

それに比べて日本人は、きれいに使用してくれるからというものでした。

日本人、中国人、韓国人それぞれ色々な人がいるので、偶然そのような人が借りてそのようになったのではないかと思いますが…。

でも、一度このようなフィルターがかかっちゃうと、なかなか払拭するのは、難しいですよね。

日本人から見ると、どうしても外国人の部屋の使い方、気になる人も多いハズです。

4. もし差別にあったときには

差別に対して、法務省によると、全国の法務局・地方法務局には人権に関する相談窓口が設けられているそうです。

とのことなので、外国人の中で差別を受けたりで困っている人は、法務局の相談窓口を利用するのも良いかと思います。