外国人料理人を高度人材の対象に 2018年度めどに

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皆さんは、テレビ東京の人気番組「Youは何しに日本へ?」をご覧になっているでしょうか。

その番組内では、さまざまな事情をもった外国人が、来日し趣味や仕事などの活動をおこなう様子が放送されています。

私もよく観るのですが、最近の興味は「和食料理人」を目指すYouです。

1. 和食料理人のビザは「特定活動」

この場合、ビザでいうとどんなビザをとっているかわかりますか?

答えは、「特定活動」ビザです。

修行として2年間は日本に在留できるビザです。

2. 政府が外国人料理人を高度人材として扱うことを検討中

ところで、入国管理局は外国料理の調理人(シェフ、コック)を「技能」ビザで入国させていますが、最近下記のようなニュースが報じられています。

シェフ 日本在留しやすく 外国人、高度人材の対象に」という記事で2017/8/1付日本経済新聞 電子版のものです。

3. 外国人料理人にも高度人材ポイント制を適用

その内容は、2018年度をめどに、外国人の技能の高いシェフについて学歴や年収などで評価する「高度人材ポイント制」の対象に加える方向で検討しています。

学歴や職歴を細かく点数にし、70点を超えれば高度専門職の資格を得る高度人材ポイント制の対象とすることを検討中で、具体的には卒業した調理師学校や母国で働いていた店舗の評価を点数化して評価するとのことです。

高度専門職ビザを得れば、在留期間3年で永住許可申請が可能になります。

人文・自然科学や経営の分野で設けられたビザである「高度専門職」ですが、その領域を料理人の世界まで延ばすことを考えているようです。

4. 特例として和食料理人の在留期間を5年に

気になるのはその対象と特例ですが、和食の料理人を目指す外国人には、今までの2年間の在留期間から5年間への拡大を与えるようです。

5.他国の料理人も日本で学べばビザを与えられるようになる

また、従来はビザの対象ではなかった中国料理やフランス料理など海外の料理を日本で勉強する留学生を対象に、卒業後数年間は日本で働くことができる在留資格の付与も検討しているようです。

もし、この制度が実現されれば、実に驚きです。日本へ在留するルートが1つ増えることになります。

つまり、
日本にある中華料理、フランス料理などの料理専門学校に留学→卒業後、日本国内の外国料理店に数年間シェフとして勤め→母国に帰り、ジャパナイズされた外国料理のシェフとして活躍するということが可能になることです。

日本政府は、ジャパナイズ(日本化)された料理ですら日本文化として海外に発信していこうと考えているようです。

6. まとめ

  • 2018年をめどに従来の料理人向け「技能」ビザにポイント制を導入し、高度人材化しようと考えている。
  • 和食料理人ばかりでなく、日本の料理学校で学んだ外国料理の外国人シェフもビザが与えられ、海外に日本の味を発信するものとして注目を浴びそうである。

近い将来、すでに来日されているシャフやコックの方やこれから日本の料理学校で料理人を目指そうとお考えの外国人の方をアスコット行政書士事務所は全力でサポート致します。