平成29年1月1日現在の不法残留者数が法務省により発表されました

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2017年3月17日法務省から今年1月1日の不法残留者数が発表されました。

3年連続で増えています。

下の図を見ても分かる通り、3年前は59,061人でしたが、じわりじわり増加して、現在は65,270人まで達しています。

国別では、韓国が13,265人ですが、上位5カ国の中では唯一前年比で減少しています。

不法残留者

国別不法残留者数

次に在留資格別ですが、短期滞在から不法残留になる割合がダントツに多いことがわかります。

全体の67.7%が短期滞在です。

次に多いのが、技能実習で、たしかにニュースなので「技能実習生が逃亡」など報道されているのをよく目にします。

3番目に多いのが留学です。

日本語学校まで来たのは良いのですが、その後の進路が定まらず、不法残留者になってしまうケースです。

4番目に多い「日配」こと「日本人の配偶者等」ですが、その資格のまま、離婚してしまうパターンですね。

我々申請取次行政書士にとっては、在留資格「定住者」への変更をする事となりますが、誰かアドバイスしないと、この変更を忘れてしまいがちです。

 

在留資格別不法残留者数

最後に不法残留者の退去強制手続の状況が公表されています。

それによると、不法残留者65,270人のうち、退去強制令書の発付又は出国命令書の交付を受けている者が3,892人います。

全体の約6%が退去強制または出国命令で送還されているのですね。

あまり、海外へ送り返されている不法残留者が少ないのが気になります。

残りの94%は不法残留者の状態で日本の何処かにいるのですから。

せめて半数くらいには減らないのでしょうかと思う今日このごろです。