フィリピン女性「奴隷のように働かされた」介護施設運営会社と和解

2017年2月3日付け、MBS(Mainichi Broadcasting System)によると、「フィリピン女性「奴隷のように働かされた」介護施設運営会社と和解」したとの記事が報道されていました。

「日本にいい仕事がある」と誘われ、来日したフィリピン人の女性やその子どもら10人。

勤務先の介護施設で「奴隷のように働かされた」などとして、運営会社である東大阪市の介護施設『寿寿』に損害賠償を求めて裁判を起こしていました。

裁判は3日、あわせて約1000万円の解決金を支払うことで和解が成立し、会社側が過酷労働や不適切な契約実態を認め全面的に謝罪するという内容です。

今年の11月までに、在留資格「介護」が追加され、本格的に外国人が参入できる機会が増えてくる介護業界で、このようなブラック企業で働かないように、外国人の方にも本当に気をつけてもらいたいのです。

ところで、訴えを起こしていたのは、フィリピン人の石原チョナ・サバリオさんら10人ですが、介護業界で働くことができるには、どんな在留資格が必要でしょうか。

現在(2017年2月)は、まだ2016年11月に国会で成立した法律は施行されていませんから、在留資格「介護」はありません。

いま、介護職として働くには、永住者、日本人の配偶者等、永住者の配偶者等や定住者などの身分系ビザとEPA(経済連携協定)による在留資格「特定活動」だけです。

上記の法律が施工されれば、在留資格「介護」と在留資格「技能実習」が加わります。

EPAによる介護と在留資格「介護」と在留資格「技能実習」の違いはこちらのブログを御覧ください。