永住許可申請と在留期間更新許可申請は両方共に行うべきですか

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今回の高度専門職1年で「永住許可申請」が1年で可能になったという記事で、ちょっと勇み足の方がいました。

相談内容は以下のようなことでした。

私「はい、アスコット行政書士事務所です!」

Rさん「アスコット行政書士事務所ですか。○✕人のRと申します。」

私「どのようなことで、お困りですか?」

Rさん「実は、今「高度専門職1号」なのですが、2年が経とうとしています。ブログを見て電話しました。自己採点では、90点でした。自信あります。

ところで、今のビザの更新が4ヶ月後にあります。それとは別に永住許可の申請を行おうとしていますが、今のビザの期間更新もする必要ありますか?」

1. 「永住許可申請」、「高度専門職の在留資格期間更新許可申請」両方共にすすめる必要がある

 

永住許可申請と在留期間更新許可申請は別々に行うべきですかRさんの主張は、入国管理局のホームページを見ると、永住許可申請の「標準処理期間」として「4ヶ月」と書いてあるので、ほぼ同時期に永住許可が取得できれば、高度専門職の資格は不要ではないか。

手間と費用がもったいないとのご相談でした。

確かに、費用のことを考えると理解できるのですが、

回答としては、「永住許可申請」も「高度専門職在留期間更新許可申請」も両方共にすすめて下さいということです。

2. 標準処理期間以内に処分が下ることもあるが、下らないことも多い

「標準処理期間」はその名の通り、標準的な案件の場合の処分が出るまでの平均的な期間であり、あなたの案件が標準であるかどうか、入国管理局の混み具合などの要因を考えると、4ヶ月で許可が下りることもありますが、下りないことも十分にありえます。

最近は、入国管理局が最近の外国人の様々な手続に忙しく、永住許可許可が4月から6月が平均になりつつあります。

複雑な案件では1年間程度の時間がかかるものもあります。

ひとは皆、自分に都合よく考えがちですが、大抵の場合そんな場合はありませんくらいの心持ちで挑んで下さい。

3. 永住許可申請が不許可になる場合もある

また、永住許可が不許可という処分もありえます。

永住許可申請について入国管理局が「通常の在留資格の変更よりも慎重に審査する必要があることから,一般の在留資格の変更許可手続とは独立した規定が特に設けられています。」と言っているように、予想外のことで、遅れたり、不許可になったりすることは日常茶飯事と思ったほうが良いのです。

万が一、不許可になると、更新許可申請を行っていない場合には、在留期間終了とともに帰国しなければなりません。

一般の在留期間更新許可申請は、期限の3ヶ月前から行うことできます。

4. 永住許可申請はいつでも可能です。心に余裕を持って申請を。

よって、あと1ヶ月待って期間更新許可申請を行ない、心に余裕のある時に永住許可申請を行えば良いのではないでしょうか。

永住許可申請は、いつでも行うことができます。

5.まとめ

  • 永住許可申請と在留期間更新許可申請は両方共に行うべきです。
  • 標準処理期間はあくまで目安であり、それ以上かかる場合も多い。
  • 永住許可申請が不許可になる場合もある。
  • 不許可の場合、母国に帰国しなければならなくなることも。