生まれたばかりの外国人赤ちゃんも在留資格取れますか/在留資格取得許可申請とは

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「生まれたばかりの私たちの赤ちゃんも在留資格取れますか?」

そんな質問が、若い外国人夫婦からありました。

人口減少の著しい日本に比べて、外国は、特に発展途上国は、出産率が高く、人口が爆発的に増えています。

当然、外国人夫婦が日本に来ると、子どもを生むのですが、そのようにして生まれた子どもは、在留資格を持っていません。

生まれたからといって、自然発生的に、生まれた子どもに、在留資格を与えることはないのです。

一般的に、外国人は、日本に上陸するときに、入国審査官によって、在留資格を与えられます。

例えば、成田空港に到着すると、「入国審査(Immigration)」っていう場所がありますよね。

そこで、外国人は、査証(ビザ)を持って入国し、在留資格に変更されて入国するわけです。

しかし、日本で生まれた外国人の子どもには、入国審査がありません。

では、不法滞在なのかというと、そうではありません。

当然、ある手続きにより、在留資格を取得することになります。

今日は、日本国内で生まれたこどもが、在留資格を取るための手続きについてみてみましょう。

1. 在留資格取得許可申請を

生まれたばかりの外国人赤ちゃんも在留資格取れますか/在留資格取得許可申請とは

赤ちゃんが生まれ、60日を超えて日本に在留しようとするときには、生まれた日から30日以内在留資格取得許可申請をしなければいけません。

ほとんどが、このケースであると、思いますが、日本に中長期滞在するときには、在留資格取得許可申請をしなければいけないということです。

生まれてから30日以内なので、あまり時間がありません。

生まれる前から準備をしておいてください。

1-2. 必要書類

在留資格取得許可申請の必要書類は以下のとおりです。

  • 在留資格取得許可申請書
  • 出生したことを証明する書類(出生届受理証明書、母子手帳など)
  • 質問書
  • 赤ちゃんの場合には、顔写真は不要です。(正確に言うと16歳未満は不要です。15歳の赤ちゃんっていませんが…。)

2. 日本からすぐに出国予定のときには

妊娠した妻を持つ外国人夫婦が、出産前に来日し、そのまま日本で出産し、日本には定着せずに、母国に帰国することもあります。

そのようなときには、手続きはありませんし、生まれた日から60日間は、そのままの状態で日本で生活することができます。

60日を超えてしまうと、不法滞在になるので、余裕を持って出国してください。

3. 日本国籍を離脱した人もこの申請が必要

新生児の他には、さまざまな理由によって日本国籍を離脱した人で、日本で引き続き生活したいという人も、この申請が必要です。

日本国籍を離脱してしまうと、日本人ではなくなるので、日本から見ると、あなたは外国人になります。

よって、外国人として、在留資格が必要なのです。

3-1. 必要書類

  • 在留資格取得許可申請書
  • 国籍離脱したことを証明する書類(除籍謄本、記載事項証明書、国籍喪失届受理証明書など)

4. 以下のような理由をもつ人たちもこの申請が必要

  • 在日米軍軍人
  • 軍属及びこれらの家族で「日米地位協定」に定められている地位又は身分を喪失した人

これらの人が引き続き日本に在留を希望する場合などは、在留資格取得許可申請が必要になります。

在日米軍軍人やぞの軍属であるときには、アメリカの軍人として、在留資格「外交」や「公用」を持っていることになりますが、軍を辞めてもなお、日本に留まり、日本での生活を希望するときには、この手続「在留資格取得許可申請」が必要になるのです。

5. まとめ

  • 日本で生まれた外国人同士の子どもは、在留資格取得許可申請をすることにより、在留資格が確保され、中長期に渡り、日本で生活ができる。
  • 新生児の他にも、日本国籍を離脱した人や、在日米軍軍人、軍属及びこれらの家族は、退役後も引き続き日本での生活を望むときには、在留資格取得許可申請が必要。