永住者って英語を話せないといけないのですか-永住権申請上は不要ですが…

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突然ですが、「あなたは英語話せますか?」

多くの日本人は「No」ですが、外国人は一部の人を除いて、かなりの割合で「Yes」という回答が返ってきます。

しかし、英語で会話してみると、文法、特に時制がみんな現在形であったり、ほぼ同じ意味の動詞が2つ並んで話していたり、ちょっと怪しい英語があることも事実です。

日本人は完璧を望んでいるためか、「Yes」という回答はなかなか返ってきません。

逆に言うと、外国人はあまり上手ではない英語でも自信をもって「Yes」と言ってくる。

言い換えると「自己主張が強い」ということになります。

ところで、最近、質問された中に次のようなものがありました。

「永住者って英語を話せないといけないのですか?」というものです。

何がその根底にあるのか、見てみましょう。

1. 英語を話せる必要はない

というのが、当然、回答です。

永住許可申請に、入国管理局での面接試験のようなものはありません

基本的に入管法に定める在留資格「永住者」は、書類により審査されます。

その書類には、英語を試すようなものはありません。

また、英語で書かれた証明書類はすべて日本語の翻訳を添付しなければなりません

2. 英語よりも日本語の方が重要

永住者はその名の通り、日本に永住するわけですから、英語よりもむしろ日本語を話せたり聞くことができたり読み書きできることが大切です。

特に読むことができると、お役所での申請や申込みにも適切に対応できることが大きなメリットとなるでしょう。

3. 帰化申請では日本語の読み書きが問われる

しかし、永住許可申請では、先程述べたように、基本的には英語も日本語もMUST(必須)ではありませんが、帰化許可申請では日本語の読み書きが簡単なテストとして課されます

そして、このテストですが、正しく回答できないと帰化許可が下りません

テストのレベルですが、自分の氏名や住所を日本語で書けること程度のものです。

帰化は「日本人になる」ということですから、このくらいはできて当たり前です。

4. しかし英語は重要

とはいえ、2020年のオリンピックやこれからのビジネスの上でも、英語は、外国人ばかりでなく日本人にとってもますます重要になることは間違いないでしょう。

話す、聞く、読む、書く、どれをとっても十分に学習し、実践で使える必要がありますね。

5. まとめ

  • 永住者になったからといって英語が話せないといけないということはない。
  • むしろ、日本で生活する上では、日本語の方が重要。
  • しかし、国際化を考えると外国人ばかりではなく日本人にとっても英語は重要である。