特別永住者証明書と外国人登録原票に関するQ&A/特別永住者証明書が失効するのはどのような場合ですか

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第2回目の今回は、特別永住者証明書の続きと外国人登録原票(がいこくじんとうろくげんっぴょう)に関するQ&Aです。

特に後半の外国人登録原票では、朝鮮籍や韓国籍のまま、第2次世界対戦前後に日本に来られた方などが、自分や自分の両親が、どこから来たのか知るために、帰化申請の時に開示請求するための手続きと言えるでしょう。

たとえば、朝鮮籍の親が子供の自分を日本に連れてきた時に、朝鮮国のどこの地域から来たのかなどの情報取得できる可能性を示すのが、外国人登録原票開示請求です。

ご自分のルーツを知る上でも、知っておいたほうが良いかもしれません。

特別永住者および特別永住者証明書に関する第1回目のQ&A集はこちらです。

では、特別永住者証明書に関する質問からみてみましょう。

Q9. 特別永住者証明書が失効するのはどのような場合ですか

A9. 以下の場合には特別永住者証明書失効します。

  1. 特別永住者なくなったとき(例:帰化などした時、母国に帰国したときなど)
  2. 特別永住者証明書有効期間が満了したとき(更新手続きをしない時)
  3. 再入国許可みなし再入国許可を含む)によらず出国したとき
  4. 再入国許可の有効期間内(みなし再入国許可によるときは、その出国の日から2年以内)に再入国しなかったとき
  5. 新たな特別永住者証明書の交付を受けたとき更新すると旧証明書は失効し、新特別永住者証明書が有効になる)
  6. 死亡したとき

Q10. 特別永住者証明書を返納するのはどのような場合ですか

A10. 特別永住者証明書が失効したとき(上記Q9参照)は、その失効した理由に応じて一定期間内に特別永住者証明書を返納しなければなりません。

例えば、新たに特別永住者証明書の交付を受けたときは、もとの特別永住者証明書を返納しなければなりません。

なお、死亡により失効したときは、その方の親族又は同居者が返納します。

Q11. 特別永住者証明書を紛失したり盗難されてしまったりした時の対処法は

A11. 紛失、盗難、滅失等の理由で特別永住者証明書を失ったときは、その事実を知った日から14日以内に、居住地の市区町村役場において、特別永住者証明書の再交付申請を行ないます。

申請書、写真1枚(16歳未満の方は不要)及び特別永住者証明書を失ったことを証する資料(例:盗難届、紛失届など)を提出し、パスポート(パスポートを提示することができない場合は、その理由を記載した理由書を提出)を、提示してください。

Q12. 特別永住者証明書が壊れたり、あるいは、汚れによって、身分証明書として使いものにならないときにはどうしたら良いですか

A12. 特別永住者証明書が、著しく毀損(きそん=こわれること)したり汚損(=よごれること)したりしたとき(ICチップの毀損も含む)は、居住地の市区町村役場で、特別永住者証明書の再交付申請ができます。

申請書及び写真1枚(16歳未満の方は不要)を提出し、パスポート(パスポートを提示することができない場合は、その理由を記載した理由書を提出)及び特別永住者証明書を提示してください。

なお、特別永住者証明書を毀損又は汚損した場合でなくとも、特別永住者証明書の交換を希望することができます

この場合も、居住地の市区町村役場において手続をすることになります。

その場合には、実費額の手数料(1,300円)の負担が必要です。

Q13. 外国人登録制度が廃止されましたが、「外国人登録原票の開示請求」をすることはできますか。従来、市区町村に請求していた外国人登録に係る開示請求はどこにすればいいのですか。

A13. 外国人登録原票は、法務省入国管理局において保有する行政文書となったので、「行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律」に基づき、開示請求を行うことができます。

なお、開示請求窓口は、法務省大臣官房秘書課個人情報保護係となります。

詳細については、法務省ホームページ内「外国人登録法廃止後の外国人登録原票の開示請求に係るお知らせ」をご参照ください。

Q14. 死亡した親族の外国人登録原票を請求することはできますか

A14. 次の方は、死亡した外国人に係る外国人登録原票の写しの交付請求を行うことができます。

  1. 請求対象の死亡した外国人の死亡の当時における同居の親族
  2. 請求対象の死亡した外国人の死亡の当時における配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を含む)、直系尊属直系卑属又は兄弟姉妹
  3. 1又は2の法定代理人(親)

なお、この交付請求は、「行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律」に基づく開示請求ではありません

よって、法務省入国管理局出入国情報開示係に、原則として、郵送で請求を行っていただくこととなります。

※亡くなった方に関する外国人登録原票の交付請求については、法務省入国管理局ホームページ内「死亡した外国人に係る外国人登録原票の交付請求について」をご参照ください。

まとめ

  • 特別永住者証明書も期限があります。
  • 更新手続きを忘れずに行いましょう。
  • 特別永住者証明書が失効することもあります。
  • 特別永住者証明書を紛失したり、盗難されてしまったりした時、特別永住者証明書が壊れたり、あるいは、汚れによって、身分証明書として使いものにならないときには、居住地の市区町村役場で、特別永住者証明書の再交付申請ができます。
  • 申請書及び写真1枚(16歳未満の方は不要)を提出し、パスポート(パスポートを提示することができない場合は、その理由を記載した理由書を提出)及び特別永住者証明書を提示してください。
  • 「外国人登録原票の開示請求」をすることができます。
  • 開示請求窓口は、法務省大臣官房秘書課個人情報保護係となります。

詳細については、法務省ホームページ内「外国人登録法廃止後の外国人登録原票の開示請求に係るお知らせ」をご参照ください。