短期滞在ビザの外国人は英会話講師として働くことできますか

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2020年東京オリンピック開催に併せて、外国人への街のガイド役をボランティアで行いたいという人が増えています。

そのような人は、積極的に英会話学校に入学していて、英会話学校の先生も不足がちなのだそうです。

そのようなことを聞いている時に突然電話があり、以下のような質問がありました。

1. 観光ビザ外国人の在留資格変更は可能か

私は、英会話学校を経営している日本人です。

観光ビザで来日中の外国人を、その場で雇用することはできますか?

なんでも、その外国人は日本が気に入ったらしく、母国に帰りたくないらしいのです。

そのまま、数年間は日本に住みたいと言っているようでした。

2. 原則は、帰国して在留資格認定証明書交付申請

当然このような質問を入国管理局にしても、「短期滞在からの在留資格変更は受け付けない」と言われます。

正規の手続としては、一旦帰国して、日本にある英会話学校側が在留資格認定証明書交付申請を行ないます。

取得した証明書をその外国人におくり、外国人の住む国を管轄する日本大使館または領事館に査証(ビザ)申請をおこないます。

査証をもって日本に入国して在留資格「技術・人文知識・国際業務」を取得します。

3. 実務上の在留資格変更許可申請

短期滞在ビザからのビザ変更の場合には、「やむを得ない特別の事情に基づくものでなければ許可しない」とされています。

4. 特別な理由を説明する必要がある

在留資格変更申請を行う時には、

  • やむを得ない理由を説明すること
  • 事前に入国管理局の担当部門に説明すること

も必要になってきます。

5. 実際の手続は

来日中に、在留資格認定証明書交付申請を行ないます。

帰国する前に交付が間に合ったらそれを添付して、在留資格変更許可申請を行ない、「短期滞在」から在留資格「技術・人文知識・国際業務」へ変更します。

6. (注意)東京入管では2017年に入ってからは厳格化されてきた

東京入国管理局だけなのかどうかわかりませんが、2017年に入ってからは、このパターン(短期滞在で入国中に在留資格変更許可申請を行う)は、受け付けてくれません。

一旦帰国して在留資格認定証明書交付申請を行うことをいわれて受け付けてもらえません。

確かに、原則はその通りです。

東京入国管理局は、その原則を厳格に運用しだしたようです。

ご注意を!

7. まとめ

  • 観光ビザ外国人の在留資格変更は可能か→可能な場合もある。
  • 原則は、帰国して在留資格認定証明書交付申請。
  • 実務上の在留資格変更許可申請可能であったが、2017年に入ってからは、東京入国管理局は原則を厳格に運用しだした。
  • 短期滞在中にビザを変更するには、やむを得ない理由を説明することや事前に入国管理局の担当部門に説明することも必要になる。